奄美市で小学校運動会

応援合戦を披露する白組応援団(奄美小で)

リレーでバトンをつなぐ児童ら(伊津部小で)

はつらつと競技、保護者の参加も
さわやかな汗流す

奄美市内の小学校の一部で2日、運動会が行われた。児童たちは短距離走や踊りなどにはつらつと取り組み、保護者らが声援を送った。保護者が参加する競技もある学校では、保護者も児童たちとともにさわやかな汗を流した。

奄美小(福田章二校長、502人)では、「キバレ奄美っ子 あきらめず全力を出し 最後まで助け合おう」を大会スローガンに第92回運動会を実施。白組と黄組に分かれて戦い、午前中には双方の応援団によって応援合戦の前半の部が披露された。

黄組はユニークなダンス、白組は「優勝するのは白」などといった応援コールをそれぞれ交えた演舞で会場を沸かせ、拍手を浴びた。PTA学年対抗綱引きには保護者ら約300人が参加。飛び入り参加もOKで行われたこの競技はトーナメントで争われ、決勝で1年が6年を破って頂点に立った。

白組応援団団長の美島永宝君(6年)は「白組も黄組も楽しめる運動会になってほしい」と話していた。

伊津部小(幸本美智也校長、226人)では、「泣かず くじけず あきらめず 勝ちに向かって全力プレー!」を大会スローガンにして第58回運動会が行われた。玉入れ競争など保護者が参加する競技があったほか、児童たちのリレーなどに会場は盛り上がった。来年度、同校に新入学予定の子どもたちによるかけっこがあり、子どもたちがゴールすると幸本校長とPTA会長が折り紙を贈っていた。

名瀬幼稚園の本田皐ちゃん(6)は「どきどきした。折り紙をもらってうれしかった。(伊津部小の)運動会が楽しみ」と話していた。