3人の唄う懐かしい島唄に奄美時間が流れた
懐かしい唄声が会場包む
土濱笑店で
【東京】東京渋谷の土濱笑店でこのほど、奄美からの唄者3人が奄美の島唄ライブを開いた。会場には島唄好きらが詰めかけ、島唄、黒糖焼酎、島料理に奄美を楽しんだ。
ライブを開いたのは松本良作さん、山元俊治さん、向珠理さんの3人。唄仲間の結婚式のために上京したのがきっかけで開催した。
朝花節に続き、ウタアシビで唄われるとの紹介で、3人がそれぞれの俊良主節を披露。カサン節、ヒギャ節で唄われ、懐かしい唄声が会場を包んだ。
3人とも、祖父母や両親が島唄を愛し、幼いころから島唄を身近に育ってきた。歌詞にも、メロディーにも島愛(かな)しゃが漂う唄声に、会場はひと時奄美になった。
途中にはじゃんけん大会も。3人が用意した奄美からの手土産の焼酎や、千葉の東武百貨店船橋店で開かれていた物産展から、奄美の泥ぞめティーシャツ、ハブの小物、革小物などの提供もあり、思いがけない贈り物ににぎわった。