美化奉仕作業に汗を流す徳之島3町議員たち=12日午前、伊仙町瀬田海海浜公園
美化奉仕作業に汗
議員が率先垂範
【徳之島】徳之島三カ町議会議員連絡協議会(福岡兵八郎会長)の今年度第2回美化奉仕活動が12日午前、伊仙町の瀬田海=せたうみ=海浜公園を対象にあった。自治体の枠を越えて園地内の除草やビーチのゴミ拾いなど美化作業に汗を流し合った。
「島は1つの取り組みを」と、昨年6月の戦艦大和など特攻艦隊戦没将士慰霊祭を前に伊仙町犬田布岬公園を対象に初実施。以来、トライアスロン大会主会場(天城町)や、亀徳新港入口(徳之島町)など各町内会場を持ち回りで年間3回、合同の奉仕作業を行っている。
瀬田海海浜公園には、草刈り機や鎌などを自ら持参した各町の議員や事務局職員、地元町の関係課職員など合わせ約50人が参加。シーズン中は海水浴など行楽客や観光客も訪れる同園地の芝生広場や遊歩道、ビーチの美化に努めた。
同議員連絡協の福岡会長(63)=徳之島町議長=は「3町共通のテーマは多い。世界自然遺産登録にも向けてまずは、われわれ議員が環境の美化と安全安心づくりに努力して他団体や住民にも広げ、〝島の宝〟を守る必要がある」と話した。
来月18日は徳之島町の緊急搬送用ヘリポート(神之嶺)のアクセス道路を予定している。