15日60周年記念式典

アボカドを植樹する鎌田町長(写真右)

アボカドを記念植樹
瀬戸内町 郷友会関係者も出席

今年、町制施行60周年を迎えた瀬戸内町は14日、同町古仁屋の町立図書館・郷土館正面広場でアボカドの記念植樹式典を開いた。
町内外から参加した関係者を前に、鎌田愛人町長は「樹木の成長を踏まえ、町のさらなる発展を願いたい」とあいさつ。関係者とともに節目の年を祝った。

記念式典が開かれるのを前に来島した、東京瀬戸内会、関西瀬戸内会、中部瀬戸内・宇検会、沖縄瀬戸内会の代表者ほか、町内の行政機関・団体など関係者約50人が出席。用意された約1・2~1・4㍍のアボカド5本を広場内の植え込みに植樹。鎌田町長らが苗木の根元をスコップで盛り土した

同町農林課の説明によると、国内ではほぼ輸入に頼っているアボカドの地元生産に向け、現在、生産者と育成・販売体制の構築に取り組む。植樹は町の新たな農業品目として「国内産アボカド」の生産地化をアピールする目的という。

鎌田町長は「節目の年をきっかけに、国産アボカドが全国に展開できる機運につなげたい」と話した。

15日、同町清水総合体育館で記念式典・祝賀会を開催。三反園訓県知事や金子万寿夫衆院議員、林健二県議の来賓ほか、全国郷友会から出席が予定されている。