奄美地区親睦運動会

幅広い世代が競技に参加し盛り上がった

地域間交流に老若男女集う
8町内会で輪投げなど競技

 奄美市名瀬市街地の8町内会による「奄美地区親睦運動会」(同地区体育協会主催)が16日、同市名瀬の名瀬中学校体育館であった。2年ぶりの開催に子どもから大人まで幅広い参加があり、各種競技で盛り上がった。

 町内会間の交流と親睦を目的に2014年第1回大会を開催。同中学校と奄美小学校の校区の6地区(安勝・久里、古田・石橋、平田、真名津、小俣、春日)から児童生徒や住民など約400人が出場した。

 なお朝から雨模様だったため、予定された同校グラウンドから体育館に会場を変更。会に先立ち、同地区体育協会の森春雄会長が「親睦を図りながら、競技を楽しんでほしい」とあいさつした。

 全員参加を原則に、「3人4脚」「デカパン競争」「ジグザグドリブル」―など10プログラムを実施。「輪投げ」では年齢ごとにチームが構成され、児童からスタート。アンカーの高齢者が輪をポール役の係員にくぐらせると、周囲から拍手が送られる光景などが見られた。

 久里町自治会の南武一会長は「老若男女、地域住民が多く集う機会は昔に比べ少なくなった。これからもイベントが続くことを願う」と笑みを見せた。