おきえらぶフローラルホテル

関係者約100人が出席し、おきえらぶフローラルホテルのオープン20周年を祝った=知名町=

オープン20周年記念式典・祝賀会
欠かすこと出来ない施設

【沖永良部】知名町の「おきえらぶフローラルホテル」オープン20周年記念式典・祝賀会が20日、同町フローラル館であった。関係者100人が出席。平安正盛町長は「沖永良部の観光を通じ、町の活性化に欠かすことのできない施設として機能を果たしてきた。20周年の記念すべき日を祝うことができてうれしい」と語った。

フローラルホテルは、1967(昭和42)年に営業開始した国民宿舎「えらぶ荘」(収容人員80人)が前身。96(平成8)年4月、町制施行50周年記念事業の一環で総工費約20億円をかけた5階建ての新館(73室120人収容)と、結婚式や会議などで使用できるフローラル館の完成を機に「おきのえらぶフローラルホテル」としてオープンした。20年間の総宿泊客数は、9月末現在で49万人を超える。

式典では、永年勤続役員5人に感謝状を授与。祝辞に立ったおきのえらぶ島観光協会の松元道芳会長は「ホテルは観光地に活気をもたらし、島内の経済に貢献している。私たちの島に夢と誇りを持ち、日本一の島にしていこう」と述べた。
 
【永年勤続役員】原田孝志、松元道芳、神川千鶴子、朝戸直樹、森直樹