「地域に根ざした奉仕を」

結成50周年式典であいさつした手島会長

名瀬LC 結成50周年記念式典

今年結成50周年を迎えた、名瀬ライオンズクラブ(=LC、手島慎二会長)は22日、奄美市内の集宴会場で記念式典・祝賀会を開いた。各地からLC会員や関係者が駆けつけ、節目の年を祝った。

名瀬LCは1966年11月、西宮さくらLCをスポンサーにメンバー26人で発足。地域奉仕やメンバーの連帯などを理念に挙げ、半世紀にわたり様々な地域行事を運営、展開してきた。

この日の式典には、県・地元行政、事業所ほか、西宮さくらLCや青森、熊本、鹿児島、奄美群島内からメンバーが来島。合わせて約250人が出席した。

来賓では、谷芳成奄美大島商工会議所会頭、永井章義県議、向井俊夫県議などの顔ぶれが並び、伝統あるクラブを激励。LC国際協会337―D地区の喜禎光弘ガバナー(喜界LC)は「地域に愛される名門クラブのさらなる活躍を願いたい」と祝辞。また鎮寺裕人県大島支庁長(代読)は「社会奉仕に精進する、クラブの役割は大きい」とのメッセージを寄せた。

出席者を前に手島会長は「先輩会員が築いた歴史を引き継ぎ、メンバーとともに今後も地域に根ざした奉仕活動に努めたい」と述べ、活動方針など抱負を語った。

そのほか、式では西宮LCと姉妹クラブ・熊本りんどうLCに感謝状を贈呈。チャーター・メンバー表彰式などもあった。

閉会後は祝賀会があり、会員や地元関係者は交流を深めた。