奄高2年・平さん最優秀賞

全国商業高等学校英語スピーチコンテスト鹿児島県予選大会レシテーションの部で最優秀賞に輝いた平さん

全国商業高校英語スピーチコン県予選
全国大会へ出場

第33回全国商業高等学校英語スピーチコンテスト鹿児島県予選大会のレシテーション(暗唱)の部で、奄美高校(奄美市名瀬)情報処理科2年の平沙也香さんが最優秀賞に輝いた。来年1月に東京で行われる全国大会に出場する平さんは「練習を重ねて県予選よりも素晴らしい発表をしたい。応援してくれる皆さんに喜んでもらいたい」と意気込む。

大会は先月16日にあり、同部門には19人が出場した。

平さんは英語部の部長。中学2年の時に英語スピーチ大会に初めて出場し、高1の時には同県予選大会の同部門で優良賞(3位)を獲得していた。

「外国人と英語で会話できるようになりたい」と思ったのが英語に関心を持つようになったきっかけという平さん。今大会は今年7月頃から意識し、ALTの指導を受け放課後や夏休みに練習に励んだ。

前回大会は発表の最後で詰まってしまい「悔しい思いをした」が、今回は「意外と緊張せず、いつも通りの発表をすることができた」。だが出場者のジェスチャーなどを見て、「もっと表現力をつけなければ」と思ったのだという。

英語部顧問の黒岩奈美枝教諭は「練習を重ねた結果。すごく堂々と発表していた」と平さんの頑張りを褒め、「レベルの高い舞台だったがこうした経験を積むのはいいこと。もっと伸びていくのが楽しみ」と今後に期待。

平さんは全国大会について、「島ではあまり見ることができないハイレベルな発表が見られると思うのでたくさんのことを吸収したい」と語った。

英語部顧問で平さんの担任の除川創教諭は「力を出し切ればいい結果が出ると思っていたが、受け身ではなく攻めの姿勢で臨んだのがこの結果につながったと思う。全国大会ではレベルの高さを体験してほしい」と話していた。