いっちゃむん市場

オープン1周年を迎えクス玉を割る、川島会長(左)と鎌田町長

豚汁や抽選会に人出
オープン1周年感謝祭
加計呂麻

昨年11月8日に開所した、瀬戸内町加計呂麻島瀬相の農産物直売所「いっちゃむん市場」(久保徹子店長)がこのほど、オープン1周年を迎えた。それを記念して13日、感謝祭イベントを開き、豚汁などの店頭販売や抽選会でにぎわった。

施設は、地元野菜の直販、農産物を利用した加工品開発、観光案内を行う。フェリーかけろまの待合所前という立地から、観光客や待ち合い客の利用も多く、今年7月には利用者2万人を達成した。

この日は、町内外から参加がある「2016加計呂麻島ハーフマラソン」と重なり、多くの人出。名物パッションフルーツ味のソフトクリームが売れたほか、豚汁とおにぎりの販売では、来島者が昼食用に購入。また商品詰め合わせが当たる抽選会も喜ばれた。

感謝祭セレモニーでは、鎌田愛人町長と同所生産者会(会員80人)の川島博会長が入り口前に設置したクス玉を割り、祝福。川島会長は「町内外の認知度は向上しつつあり、住民への食材提供、観光案内などを継続して進めたい」と今後に意欲を語った。

休日は年末年始。営業時間は午前8時半~午後6時。TEL0997―75―0290。