会員ら約160人が集った第1回福岡奄美会の総会・懇親会(提供写真)
出身者160人集い交流
100人応援団の認定も
第1回福岡奄美会(佐藤義敏会長)の総会および懇親会が23日、福岡市の平和楼であった。九州北部・山口から約160人の奄美出身者が出席し、親睦を深めた。会では「奄美100人応援団」の認定式もあり、同市天神で島料理や黒糖焼酎など提供する居酒屋「六ちょう」代表の田蔵武也さんが新たに認定を受けた。
福岡を中心に九州北部・山口の奄美出身者の連帯の輪を広げようと、規約を改正して以降、初の総会。山口、佐賀、長崎など各県から出身者が集い、例年にない盛り上がりを見せた。
佐藤会長は「昨年よりも約50人多い参加で、島っちゅの心意気を感じた。今後も人から人へ口コミで会員、参加者が増えて、来年はまた一歩前進できることを期待している」と話した。
来賓あいさつした朝山毅市長は、奄美の人口減などの課題をはじめ、奄振交付金による航路・航空運賃の低廉化や、市本庁舎の新庁舎建設、市栄誉賞贈呈式など奄美の現況も踏まえて行政報告し、「より良い奄美となるよう12市町村一丸で頑張っていきます。変わらないご指導を」と出席者に呼びかけた。
このほか、鹿児島県福岡事務所職員の紹介と、ふるさと納税のPRのほか、懇親会の余興では島唄、歌謡ショー、お楽しみ抽選会などで親睦を深めたほか、最後は恒例の六調でにぎやかに締めくくった。