２日に発足した龍郷町の「西郷どん」プロモーション実行委員会
愛加那や菊次郎を焦点にＰＲ
「龍郷町の西郷隆盛発信」へ
龍郷町「西郷＝せご＝どん」プロモーション実行委員会（委員長・徳田康光町長）の設立委員会が２日、同町役場会議室であった。委員は同町役場職員や地元関係者ら13人で構成。ＮＨＫ大河ドラマの放映に向け、「龍郷町の西郷隆盛」を発信するための取り組みや、各種企画案の検討などを目指している。
徳田町長は「西郷隆盛に縁のある地でも活発な取り組みを始めているところ。龍郷町としても積極的に協力する旨を伝えているので、みなさんにも協力をお願いしたい」とあいさつした。
同委員会は大河ドラマ「西郷どん」をきっかけに、全国に「龍郷町の西郷隆盛」を発信することで、西郷隆盛が龍郷町に残した功績や「敬天愛人」の思想を後世に継承するとともに、官民連携した観光振興で持続可能な地域活性化を目指すことを目的に設置。島内外での各種プロモーション活動を予定している。
設立委員会では活動案が挙げられ、▽制作するＮＨＫスタッフへの取材対応と協力▽プロモーション活動（横断幕・記念グッズなどの制作、他県・他地域で行われる西郷ゆかりのイベントへの参加・協力）▽講演会、イベントなどの開催―などを提案。委員からは「龍郷町を全国にＰＲする良い機会。町全体で盛り上げてほしい」とし、愛加那や菊次郎など、同町独自の視点からのＰＲなどを提案した。
同委員会は今後も継続して行われる。