徳之島町で大島地区駅伝競走大会

2016年度第57回日本復帰記念大島地区駅伝競走大会女子の部がスタート

男子の部、最終5区、首位で残り数百メートルのゴールを目指す奄美市Aの岸田賢吾

奄美市(女子)5連覇
男子は奄美市2大会ぶりV

【徳之島】2016年度第57回日本復帰記念大島地区駅伝競走大会(奄美群島市町村体育協会主催)が4日、徳之島町であった。男女5区間コース、男子30・2㌔、女子15・7㌔で競われ、男子は奄美市が2大会ぶりに優勝。女子は奄美市が大会5連覇を飾った。また、躍進賞は男子が奄美市A、女子は龍郷町が獲得した。

徳之島では8年ぶりの開催(前回は伊仙町)となった大会。オープン参加も含め男子は13チーム、女子は10チームが出場。男女とも、町役場花徳支所前をスタート。中学、高校、一般の選手5人でたすきをつなぎ、ゴールの徳之島町役場(亀徳)を目指した。

午後は一時小雨もぱらつくも曇りの天気。一方、女子の部が争われた午前中は、時折強い日差しが照りつけ、隣の伊仙町で最高気温25・8度(午前11時20分)を記録するなど、暑さとも戦いながらのレースとなった。

ゴール地点をはじめ、各中継所付近や沿道には、多くの地元住民らが立ち、ランナーたちへ温かい声援が送られた。

男子は、昨年初優勝した与論と、2大会ぶりの優勝を目指す奄美市が争う展開となった。2区から首位に立った奄美市Aが、そのまま順位を守り、王者奪還を果たした。

川元英経監督は「エースが集まる2区でひっくり返せたことが大きなポイントだった。神田がこれまでの練習の成果をしっかりと出してくれ、後は安心してレースを見ることができた」と優勝を喜んだ。

大会結果は次の通り。
【男子】〈総合順位〉①奄美市A1時間41分09秒②与論町1時間44分38秒③伊仙町1時間47分14秒④和泊町1時間47分45秒⑤喜界町1時間49分27秒⑥天城町1時間52分10秒⑦知名町1時間54分06秒⑧瀬戸内町1時間54分07秒⑨徳之島町A1時間54分41秒⑩龍郷町1時間55分50秒⑪大和村1時間58分49秒⑫宇検村2時間01分29秒

◎オープン参加 奄美市B1時間43分42秒 徳之島町B2時間03分44秒
〈区間順位〉▽1区(高校生、6・5㌔)①石峯穂垂(与論町)22分07秒②徳山拓磨(奄美市B)③池田勇建(奄美市A)▽2区(フリー、8・0㌔)①永里剛城(伊仙町)26分03秒②豊蔵規久(天城町)③神田隆宏(奄美市A)▽3区(中学生、4・4㌔)①徳丸寛太(奄美市B)②菱沼大晟(瀬戸内町)③福島諒大(和泊町)▽4区(一般、6・3㌔)①吉隆之輔(奄美市A)21分06秒②武田国拓(和泊町)③山田勇基(与論町)▽5区(フリー、5・0㌔)①岸田賢吾(奄美市A)15分46秒②中脇建太(与論町)③前紫葉(知名町)

【新人賞】徳丸寛太(奄美市B)

【女子】〈総合順位〉 ①奄美市59分40秒②龍郷町1時間00分38秒③喜界町1時間01分53秒④瀬戸内町1時間02分35秒⑤徳之島町A1時間03分05⑥和泊町1時間04分03秒⑦伊仙町1時間07分24秒⑧天城町1時間09分28秒

◎オープン参加 徳之島町C1時間09分11秒 徳之島町B1時間10分48秒
〈区間順位〉▽1区(中学生、2・9㌔)①静島なのは(瀬戸内町)10分43秒②伊集院若菜(奄美市)、春山華南(徳之島町A)▽2区(一般、3・1㌔)①野竹由美子(奄美市)11分48秒②友生有紀(龍郷町)③加藤美友

(瀬戸内町)▽3区(高校生、3・1㌔)①山田汐音(奄美市)11分26秒②川畑弥希(龍郷町)③平安珠(和泊町)▽4区(フリー、2・9㌔)①川元結愛(奄美市)11分49秒②中山美咲(和泊町)③里村清美(天城町)▽5区(フリー、3・7㌔)①田邉杏(龍郷町)12分46秒②上園田ゆき乃(喜界町)③春山聖(徳之島町A)

【新人賞】 川元結愛(奄美市)