町内外から多くの人が訪れにぎわった笠利町まちおこしフェスティバル
子どもたちによる芸能発表では伝統の八月踊りなどを披露
第25回「奄美市笠利まちおこしフェスティバル」（笠利総合支所・笠利教育支所主催）が11日、同市笠利町の太陽が丘総合運動公園体育館であった。新鮮な地場産の野菜や加工品、お弁当などの販売コーナーや生涯学習講座の成果披露、朝花節大会本選などを実施。町内外から訪れた多くの人でにぎわった。
同フェスは「ふれあい・学び合う・心豊かなまちづくり」がテーマ。豊かさを感じ、環境にやさしい町づくりを目指して、「産業・教育・文化・健康づくり」の振興を図るために、日頃の活動成果を発表し、学び合うことを通して市民のふれあいと連携間を深め、生きがいのあるまちづくりに資することを目的に毎年開催している。
会場では小中高校生や町内の生涯学習講座受講生らによる書道や絵画、生け花などの学習成果や、福祉施設などの入所者の作品などを展示。屋外では農産物などを販売するブースを展開し、多くの人が買い物を楽しんだ。
ステージでは各種表彰が行われた後、一集落１ブランドに認定されている節田集落（節田マンカイ）、宇宿集落（宇宿稲すり踊り）、佐仁八月踊り保存会（佐仁八月踊り）や、子どもたちによる芸能発表会、大島北高校聞き書きサークルの活動発表などがあった。また、この日は朝花節大会本選もあり、小中学生と一般の部でそれぞれ10人が出場。小中学生の部では飯田秋さん（赤木名中２年）、一般の部では辻美里さん（大島高校２年）がそれぞれ最優秀賞を受賞した。
朝花節大会の結果は次の通り。（敬称略）
【小中学生の部】▽最優秀賞＝飯田秋（赤木名中２年）▽優秀賞＝平田葉月（笠利中３年）▽奨励賞＝藤田桜（笠利小６年）
【一般の部】▽最優秀賞＝辻美里（大島高校２年）▽優秀賞＝平島亜衣里（大島北高校３年）▽奨励賞＝成瀬茉倫（大島北高校１年）