アンサンブルコンで県代表

九州大会に出場する奄美高校吹奏楽部の木管ミックス三重奏出場メンバー

奄高吹奏楽部、2月に北九州で

 第43回鹿児島県アンサンブルコンテスト(県吹奏楽連盟など主催)が17日、姶良市文化会館(加音ホール)であり、奄美高校吹奏楽部(顧問・河野恵一郎教諭、部員11人)の木管ミックス三重奏が県代表に選ばれた。来年2月に北九州で行われる九州アンサンブルコンテストに向けて練習を重ねている。

 同校吹奏楽部から県アンサンブルコンテストに出場したのは大庭翔輝君(衛生看護科2年、ソプラノサックス)、中山優さん(同、アルトサックス)、津村夕香さん(家政科1年、フルート)の3人。九州アンサンブルコンテストの県代表(高校の部)は、奄美高校のほか、神村学園高等部木管ミックス八重奏、松陽高校クラリネット四重奏の計3校。奄美校吹奏楽部からの同コンテスト出場は3回目で、大庭君と中山さんは昨年に続き2回目の九州大会出場となった。

 河野教諭は「大会への出場メンバーを決めたのが10月。特に2年生の2人は1カ月の看護実習もあった中で、よく仕上げてくれたと思う。県大会では始まる前の緊張がどこに行ったのかと思うくらい、普段通りに演奏できていた」と振り返った。

 大庭君は「フルートとサックスという組み合わせなので、音量のバランスが難しい。また、アンサンブルは合奏よりも、一人一人の音が分かるので、先生も細かいところまで指導してくれている。昨年の九州大会では銀賞だったけれど、金賞を取り、九州の代表を目指して練習をがんばりたい」と話した。