鹿児島Uウェルカムパーティー

德重代表(左)は、あいさつで前身のクラブ時代、チーム誕生後も昇格を果たすなど節目の年に奄美キャンプや、公式戦を奄美で戦うなどチームと奄美の深い縁にも触れ、奄美でのシーズン準備に対する抱負などを語った

関係者やサポーターら集う
J2昇格を期待

 奄美での初キャンプのため、18日に奄美大島入りしたプロサッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCのウェルカムパーティー(奄美市サッカー協会主催)が同日夜、同市笠利町の宿泊施設で開かれた。同協会関係者やサポーターなど約50人が出席。選手、スタッフらと交流を深めるとともに、キャンプ成功とシーズン活躍を誓うチームを激励した。

 サッカー協会、行政関係者など代表者らがあいさつ。朝山毅市長(公務のため代読)は「プロ選手を間近に見られ、触れ合う機会も設けられ、子どもたち、教育する人たちにとって素晴らしく、奄美全体のレベルアップにつながることを期待。キャンプがJ2昇格の一役を担うことができたら幸い。監督、選手の活躍とJ3優勝を祈願します」と歓迎した。

 チームから、德重剛代表が「前身のクラブも含め私たちは奄美と深い縁がある。縁起の良い奄美でキャンプインできることを深くお礼申し上げます」。三浦泰年監督は「28人の選手、コーチングスタッフ等全員がそろってこの地に入れたことをうれしく思う。選手とともに集中して良い準備をし、3月の開幕を迎えたい。奄美の皆さんの力(声援)をお願いします」と感謝や抱負を述べた。

 パーティーは立食形式で開かれ、指導者や社会人選手なども多数出席。チーム関係者と談笑や、記念写真を撮るなど交流を楽しむ様子が見られた。

 参加した宮田圭さん(23)は、自身と同じ鹿児島実業出身の選手に熱視線を送る。宮田さんは「赤尾選手、西岡選手などに注目している。プロ選手のキャンプは、奄美のレベルアップにもつながる。今後も来てほしい。ぜひJ2昇格を」と話した。