「大和のチョコ」いかが!?

バレンタインに合わせて新メニューを開発・販売する「お菓子のやまとや」のメンバー

「お菓子のやまとや」バレンタイン合わせ
地元の食材使い開発

 地域活性化を目的に、大和村の食材を使ったお菓子の開発・製造、販売に取り組む「お菓子のやまとや」は14日のバレンタインに合わせた新メニューを開発した。11日以降、同村の大和まほろば館で販売する。

 「お菓子のやまとや」は同村の地域おこし協力隊をはじめ役場臨時職員、野生生物保護センタースタッフ、まほろば館スタッフなど有志7人で活動。「村の食材を生かし、添加物が少ない健康的なお菓子を村の物産館で買えるように」と試行錯誤を重ねつつ、昨年11月から商品開発、イベントでの販売・PRなど活動を行っている。

 バレンタインメニューは「チョコカップケーキ」「黒コショウとチョコチップショートブレッド」「クロウサギチョコクッキー」など。他にも「すももシフォンケーキ」「名音の塩おつまみクラッカー」などオリジナルのお菓子を揃えるという。

 同村地域おこし協力隊の小海もも子さんは「『外貨を稼ぐ』とまではいかなくとも、村のお金ができるだけ村で回るためのお手伝いができればとの思いで始めた活動。メンバーはみんなそれぞれの仕事をしながら活動しており、『無理しない』『楽しむ』をモットーに長続きする取り組みを目指している。大和村の食材を生かしたお菓子なので、ぜひ村の人に買っていただけたら」などとPRした。

 現在は限られた時間・人数での活動のため、オリジナルお菓子は主に月の第2・第4週末に「大和まほろば館」で販売している。活動に賛同・協力してくれる新メンバーも募集中という。問い合わせは▽お菓子等について=小海さん(℡090―6112―2872)▽商品在庫について=大和まほろば館(0997―57―2980)。