あいさつに立つ新島栄勝会長
与論島慕情などを熱唱する竿田美也子さん
出演者とともに、シマ唄を披露する牧岡奈美さん
龍郷会女性部と、平成ドドンパ音頭を踊る徳永ゆうきさん
活気と魅力アピール
歌や踊りの競演にぎわう
【東京】「東京から龍郷町を盛り上げていきたい」(新島栄勝会長)。東京都中央区神田の日本教育会館でこのほど、「2017年東京龍郷会新年会・懇親会」が120人を超える元気な参加者を集め、にぎやかに開催された。
里村徳寛幹事長の司会で新年会はスタート。あいさつに立った新島会長は「『活気と魅力のある龍郷会』とスローガンを掲げてやってきた。最近は若い方や女性の参加者も増え、喜ばしい」。そう満足げに話した後、「ふるさと納税の促進にも努めていきたい」と語っていた。
また、龍郷会のシンボルである、「東京龍郷会旗の披露」のセレモニーも。同旗は、東京龍郷会の会員を龍郷町花ヒカンザクラの花びらで表し、円は会員相互の絆と団結を表現していると説明された。出席者の前に旗が広げられると、その見事なデザインに大きな拍手が送られていた。
後半は余興へ。沖永良部2世のシンガー・ソングライター竿田美也子さんによる「与論島慕情」などの熱唱、喜界島出身の唄者・牧岡奈美さんは出演者との「嘉徳ナベ加那節」などを競演。また、祖父や両親が奄美群島出身の演歌歌手・徳永ゆうきさんは、龍郷会女性部と舞台に登場。「平成ドドンパ音頭」を踊ったほか、「津軽の風」などを歌い上げた。参加者は、この日席に用意された故郷の味「カシャモチ」にサネンの匂いを感じたり、黒糖焼酎で歓談。カラオケなどを楽しんだ後、全員でのワイド節、六調などで最高潮に。その後、再会を誓い合って散会した。