養護学校作品展始まる

児童生徒の作品を見入る来場者

県奄美パーク 水彩画など100点以上

 龍郷町の県立大島養護学校(中村周一郎校長、児童生徒95人)の第12回作品展が、16日から奄美市笠利町の県奄美パーク内アイランドインフォーメーションで始まった。児童生徒による水彩画や紙版画、ポスターなど100点以上が並ぶ。27日まで。

 同校の小学部、中学部、高等部、訪問教育に在籍する児童生徒が出展。会場には、図画工作や美術、学習した絵画や修学流行での思い出発表などが展示されている。

 初日の同日、来館した観光客が足を止め、子どもたちの力作を鑑賞。「絵画がよく描けている」「写真に写る、子どもらの楽しげな様子がほほ笑ましい」などの感想を述べた。

 同校は「作品を鑑賞してもらうことで、子どもたちにとって表現することの喜び、制作意欲の高まりにつながる」として、多くの来場を呼びかけている。

 開催時間は午前9時から午後6時まで(最終日は午後3時40分まで)。