日立女子陸上 奄美初合宿

奄美初合宿で来島した日立製作所女子陸上競技部、大会出場等に向けて、約2週間練習を行う

空港で歓迎 春の大会に向け調整

 実業団の日立製作所女子陸上競技部が16日、奄美初合宿のため、空路で奄美大島入りした。奄美市笠利町の奄美空港でセレモニーがあり、市、観光事業所関係者らが選手団総勢16人を歓迎した。合宿は来月2日までを予定。3月に島根県で開催される大会、4月以降のレースに向けても調整を図る。

 チームは1989年に創部。例年の11、12月頃に開かれる全日本実業団対抗女子駅伝大会(クイーンズ駅伝)
の出場は昨年(第36回大会)で通算22回を数える。

 セレモニーで、奄美スポーツアイランド協会事務局の新元一文さんは「奄美にようこそ。大会などに向けて、成果が出せるようサポートします。練習頑張ってください」とあいさつ。歓迎の花束が、加藤宏純監督(57)に贈呈された。

 加藤監督は「地元(茨城県)はまだ寒く、体が動かしにくい。暖かいこの地で、ゆっくり伸び伸びと走ることから調整を進めたい」などと話した。チームは約2週間、名瀬総合運動公園陸上競技場などで練習し、数人が出場を見込む3月の大会や、以降のレースに向けて調整する。