合同合宿に参加した3校陸上競技部の女子部員
名瀬運動公園で調整トレーニングへ
山梨学院大学、埼玉大学、都留文科大学の陸上競技部と日本工学院八王子専門学校のテニス部が8日、合同合宿のため奄美大島入りした。奄美市の名瀬運動公園で2017年度のシーズンに向け、調整トレーニングに励む。
合同合宿は、山梨学院大学同部コーチを務める、太田涼スポーツ科学部准教授の呼びかけで実現した。同日、部員と学校関係者らは成田と羽田からの直行便で同市笠利町の奄美空港に到着。空港内で歓迎セレモニーがあり、同市紬観光課の新元一文係長兼スポーツアイランド推進班長が「実りある合宿になるようサポートしたい」と選手を激励した。
3校の陸上競技部女子部員23人はトラック、フィールド競技の各校主力メンバー。ほとんどが初来島。14日まで滞在し、競技スピードや基礎体力の向上などをメインに各自のレベルアップを掲げている。
奄美での合宿について太田准教授は温暖な気候下でのトレーニング効果を強調。「選手それぞれが目的を持って取り組んでほしい」と話した。
日本工学院八王子専門学校テニス部は部員8人が参加。同校の山本博文コーチによると、昨年、奄美合宿地を視察済み。練習環境の高さを評価し春季合宿を決めたという。「暖かな気候はけがをしにくい。学生は集中して練習に励んでほしい」と述べ、部員全員のレベル向上に意欲を見せた。13日まで滞在。
矢野雅仁主将は「奄美は初めて。期間中は技術向上につなげたい」と話した。