平安正盛町長や園児代表者らによるテープカット=知名町=
町内2施設目
園舎新築落成記念式典・見学会
【沖永良部】4月開園予定の知名町立認定子ども園「すまいる」の園舎新築落成記念式典&完成見学会が19日、同園であった。幼保連携型の子ども園は、2013年4月開園の町立田皆認定こども園「きらきら」に続き2施設目。平安正盛町長は「職員と保護者、地域が一体となった子育ての拠点施設となるよう期待している」と話した。
同町では、子育て環境の充実を図る目的で幼保一元化を進めてきた。新子ども園の完成で知名保育所(1979年4月開所)と知名幼稚園(73年4月建築)、下平川保育所(83年4月開所)、下平川幼稚園(79年4月建築)の4施設を統合する。
全体計画面積は1万936・72平方㍍(園舎敷地面積5076・16平方㍍)。新園舎は知名保育所の隣接地に建設され、鉄筋コンクリート平屋建て(延床面積1670・35平方㍍)。中庭や遊戯室、プール(2階)など設置、0~2歳児の部屋には畳の間もある。総事業費は8億9532万円。
同園の名称は「子ども達が笑顔を見つけられる園」との意味を込め、同町立下平川小学校1年の勝間愛花さん(7)が名付けた。
式典では、平安町長らによるテープカットや工事関係者への感謝状授与などが行われた
この日は完成見学会も開かれ、新年度から通園する子ども達が園内を元気に走り回っていた。