大和村、まほろば保育園オープン

大和村まほろば保育園2

まほろば園で0歳児と1歳児の保育始まる(上は開園式)

0歳児・1歳児受け入れ
民家改修して整備

 大和村が子育て支援のために開設を準備していた小規模保育事業所「まほろば保育園(園長・伊集院幼同村長)」の開園式が3日、同保育園で行われた。保育園は、同村大金久の民家の1階を改修して整備。保育園の面積は約64平方㍍、0歳児用と1歳児用の計2部屋を備える。

 開園式では、伊集院村長、泉有智副村長、藤井俊郎教育長がくす玉を割って園のオープンを祝った。

 定員は0歳児3人、1歳児6人の計9人。スタッフは正職員1人、臨時職員3人の計4人で対応。同日から村内の子ども5人(0歳児1人、1歳児4人)を受け入れ開始した。午前8時半から午後5時までの保育料は無料。延長保育は1時間100円。

 伊集院村長は「まほろば保育園のオープンで住みやすい環境ができ、子育て世代の、定住促進につながればと」期待を込めた。

 同村保健福祉課の平晶彦さんは「これまで子どもを預けることができず、仕事に就くことができなかったお母さんたちの雇用促進につながる」と話す。