軒並み「夏日」記録

奄美市名瀬の大浜海浜公園、海あそびを楽しむ児童ら

与論最高気温27・9度
多湿、海で遊ぶ姿も

 奄美地方は9日、前日に続き、今年の最高気温を各地で記録。8地点全てで、平年よりも3度以上高く、25度を超える「夏日」となった。与論島では、6月中旬並みの27・9度を観測した。

 与論島以外の群島内各地の最高気温は、笠利25・1度、名瀬26・0度、喜界島26・0度、古仁屋25・3度、天城25・9度、伊仙26・4度、沖永良部26・5度。8地点中、笠利を除く7地点で今年の最高気温を更新した。

 奄美市名瀬では、午前11時4分に最高気温を記録、また午前から、湿度80%を超えるなど多湿の天候。市内の大浜海浜公園には、友達同士や家族連れの人たちが訪れ、暑さを忘れようと海で遊ぶ姿も見られた。

 10日から16日までの奄美地方の予報は、低気圧や前線の影響で曇りや雨の日が多く、発達する低気圧の影響で大雨になるおそれのある日も。最高気温は平年並みか平年より高い日が多く、降水量は平年より多い見込み。