看護福祉専門学校入学式

新入生代表の生田さんが誓いのことばを述べた

新入生77人新たな一歩
医療福祉のスペシャリストへ

 奄美市名瀬の学校法人日章学園奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)は13日、第23回入学式を行った。県外からの9人を含む新入生77人は、保護者や地域、関係者らに祝福されて将来の夢や目標に向かい新たな一歩を踏み出した。

 2017年度の学生の内訳は、▽看護学科44人▽こども・かいご福祉学科17人▽医療秘書学科5人▽調理師養成学科11人。出身校別でみると、群島内49人、県本土12人ほか沖縄県、宮崎県、東京都となった。

 新入生を前に向井校長は「入学してきた初期の目的を達成すべく、最善を尽くして下さい。」と式辞。同学園の後藤洋一理事長(代読)が「卒業生が築きあげた歴史、これからの奄美大島の発展に思いをはせ、奄美看護福祉専門学校の伝統を積み重ねていってほしい」と告辞した。朝山毅奄美市長は「将来に向けた専門技術の習得はもとより、奄美を担う一員として、若者の発想力と行動力を発揮し、地域を盛り上げていただきたい」と祝辞を述べた。

 新入生を代表して看護学科の生田加那実さんが知識や技術を習得して「建学の精神を継承発展させていく」と誓った。在校生を代表して学生会の米山絵美梨会長は「奄美看護福祉専門学校の歴史と建学の精神を進化させよう」と歓迎した。

 続いて新入生は在校生とともに、建学の精神である「道義」「実利」「勤労」を唱和。在校生による歓迎の手話コーラスやダンスの披露を受けて、和やかな雰囲気の中で学校生活をスタートさせた。