大盛況だったポップコーンの手作り体験
大勢の参加者
手作り体験、親子楽しむ
自然の家
「こどもの日フェスタ」が5日、奄美市名瀬の県立奄美少年自然の家で開催された。同イベントは体験活動や創作活動を通して、家族や参加者同士の相互交流を深めることを目的としている。家族連れ約1300人が訪れ、綿あめやポップコーンなどの手作り体験、自然散策やヨーヨー釣りなどの多彩な出し物を楽しんだ。
同日は雨が断続的に降る天気だったが、会場は多くの子どもたちでにぎわった。同施設内の体育館では作品展示などがあった。屋外では綿あめやポップコーン、マシュマロを焼いて作る「スモア」の手作り体験などが行われ、甘い香りがあたりに広がった。
同イベントには島内の高校生や専門学生がボランティアとして参加。ブース出展や手作り体験の手伝いをした。県立奄美図書館や奄美署などもブース出展を行った。
天久朝樹=あめくともき=さん(40)は朝裕=ともひろ=君(6)と朝義=ともよし=君(3)を連れて同市内から訪れた。天久さんは「子どもが学校でもらったパンフレットでイベントを知った。手作り体験が多くて来てよかった。来年も来たい」と語った。
同施設の稲田浩二研修主事は「天気は悪かったが予想以上の来場者数。過去に少年自然の家を利用した方が口コミで広げてくれている。多くの生徒がボランティアで参加してくれて本当にありがたい」と話した。