島の海楽しむ

ヨットのクルージング体験に参加した地元住民ら=知名漁港=

ヨット寄港シーズン
知名漁港で体験クルージング

【沖永良部】寄港中のヨットを使ったクルージング体験が7日、知名漁港であった。地元住民ら10人が参加し、夏の風を受けながら約1時間のクルージングを楽しんだ。

寄港しているのは、福岡県在住の白石修一郎さん(67)が操縦する「Ⅴino Rosso1949」号(全長40フィート)。4月14日に長崎を出発し、奄美群島を巡りながら南下。沖縄に到着後、長崎に戻る途中で沖永良部を訪れた。

乗船体験は、白石さんと親交のある知名町在住の山本先友さん(65)の呼びかけで開催された。

出航したヨットは、港から6㌔ほど離れた沖を、エンジンを切り風だけで航行。参加者は、景色を眺めたり、船の操作を学んだりしてヨットの魅力を味わった。

知名中2年の山本康起さん(14)は「漁船には乗ったことがあるがヨットは初めて。波を受けた時の船体の傾き方が格好良かった」と話した。