戴帽式

奄美看護福祉専門学校、第22期生看護学科40人が戴帽式にのぞみ、ナースキャップを授かった

看護師への志新たに
奄美看護福祉専門学校 ナースキャップ授かる

学校法人日章学園奄美看護福祉専門学校(向井奉文学校長)の「2017年度第22回戴帽式」が12日、奄美市名瀬の奄美文化センターで開かれた。第22期生の2年生40人はナースキャップを授かり、看護師になる志を新たにした。

式は、近代看護の礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生を記念し、制定された「看護の日」(5月12日)にちなみ、例年5月に行われ、1年間基礎科目を履修し、さらに専門的な領域に入っていく前の区切りの儀式となっている。

戴帽の儀では一人一人名前が呼ばれ、学生らは舞台上でナースキャップを被せてもらうと、分火したろうそくを手に、一同でナイチンゲール誓詞を厳かに唱え、看護師の道を歩む決意を表明した。

向井学校長はあいさつで、式に臨むにあたり学生らが書いた感想文の内容に触れ、各学生の苦労や一致団結して得られた個々の成長に敬意も込め「皆さんはこの瞬間から看護師の卵に生まれ変わった。役割の重要性は増している。各分野で大勢の人が皆さんを待ち望んでいる。社会のために貢献していくことを切望する」と激励した。

戴帽生を代表し、内田マリノさんが「これから乗り越えなくてはいけない壁も高くなる。常に謙虚な姿勢や感謝の心、向上心を忘れず看護師としての姿勢を身に付けていく」と誓いの言葉を述べた。