和泊町長寿クラブ連合会総会

演芸発表で踊りを披露するメンバーら=和泊町=

会員300人参加
演芸や講演で楽しむ

【沖永良部】2017年度第45回和泊町長寿クラブ連合会(会員864人)の総会が13日、同町防災拠点施設やすらぎ館であった。今年度事業計画や新役員案を承認。総会後は、講演や各種演芸で楽しんだ。

会には会員約300人が出席。同協議会の栄富弘会長は「グラウンドゴルフやゲートボール、カラオケなどの趣味を生かし、どんどん外に出てきて欲しい。会員1000人を目指し頑張りたい」とあいさつ。表彰状伝達では、前会長の先田司氏(上手々知名長寿クラブ)ら6人に賞状や記念品を贈った。

沖永良部警察署が安全講話を行い「高齢者の事故が管内でも発生している。自分の運転に自信がない場合は免許証の自主返納を考えて欲しい。また、ドライブレコーダーの貸し出しを行っているので、自分の運転を確かめてみるのも良い」と話した。

今年度は、全体交流会(全8回)や南三町高齢者スポーツ大会(10月)、福祉施設を慰問する友愛活動(11月)などを計画している。

宣言決議は、メインテーマ「のばそう!健康寿命、担おう!地域づくりを」のもと▽気持ち良いあいさつの実行▽郷土の歴史やことわざ、方言を教える▽声かけ運動や交通マナーの推進―などを掲げた。

県老人クラブ連合会の川野信男会長が「高齢者が地域づくりの主人公」をテーマに講演した後、演芸発表がスタート。各集落から13団体が出演し、この日のために練習した唄や踊りを披露した。

被表彰者は次の通り(敬称略)。
▽特別功労賞 先田司▽表彰の部 島田香代子、和田義則、伊村繁、▽感謝状の部 和田ミエ、森ミネ子