徳之島町ギフト商品

農業女子シリーズに、新しく加わった「塩ジェラート」と「たんかんソルベ」

高岡町長自らがトップセールスしてPR

樫樽で20年間寝かせたラム酒「ルリカケス」を確保し、3種類の度数をセット販売する「国産ラム酒セレナーデ」=日本橋三越本店内覧会にて

今年も三越伊勢丹お中元商品に
新しい味に「塩ジェラート」と「たんかんソルベ」

【東京】日本橋の三越日本橋本店で12日、「お中元インターネット承りスタートセレモニー」が、多くの報道陣を集め開催された。その後行われた試食説明会では、この夏も徳之島からゼリーやジェラートに加えて、ラム酒が初のお目見え。徳之島町の高岡秀規町長、奄美海援隊の小林正人さん、高杉文子さんらが立ち会い、「南の島からの恵み」を熱心にPRしていた。

用意されたのは、昨年に続いて徳之島の農業女子3人(大島カツミさん、松本倫子さん、平口いづみさん)による、ゼリーの詰合せ(3240円=限定千点)と、ジェラート&ソルベセット(4860円=限定500点)。ゼリーの瓶が一段とおしゃれになったほか、塩ジェラートと、タンカンのソルベが追加された。厳選されたタンカンと、ましゅの塩で仕上がった製品は「味わい深く、女性には特にお薦め」(高杉さん)だとか。

この2種類に加わった「徳之島の自然の恵み」は、高岡醸造と三越による「Japan Premium Ram」(7560円)。15年から20年という長期間寝かせて発酵、2回の蒸留により雑味を取る手間とコストをかけた逸品。「徳之島なくさみ館」のシールをさりげなく張ったシャツを着た、同社の代表者でもある高岡町長は、「当社の樽酒で寝かせた国産ラム酒(セレナーデ)に三越さんが着目されたことで製品化された」と、経緯を語った。

そのためか、三越のお中元カタログには、三越×高岡醸造として「特別なお酒を確保し」と解説されている。「企業と手を組むことで気が付くことがあります」(高岡町長)と言うように、瓶は裏側が深くへこんでおり、重ねることができるスタイリッシュな形状。35度、40度、45度各180㍉㍑入りがセットで、100点限定。高岡町長は、「ザラメを入れて酒 を注ぎ、水、氷を加えて ザラメが自然と解ける ようにゆっくりと飲んでほしい」と笑顔で解説、アルコールの強い順番に飲むのがお薦めだそうだ。値段はいずれも税込。インターネットでは31日から受け付けが始まる予定だ。