おきのえらぶ島観光協総会

新役員が紹介されたおきのえらぶ島観光協会定時総会=知名町=

新会長に前登志朗氏就任
SNS活用し情報発信

【沖永良部】2017年度おきのえらぶ島観光協会定時総会が14日、知名町フローラル館であった。昨年度の同協会実績や今年度事業案など5議案を承認。役員改選で新会長に前登志朗氏が選ばれた。

会員ら60人が出席。松元道芳会長は「これからも沖永良部は一つという気持ちで、会員同士協力して頑張っていきたい」とあいさつした。

事務局によると、昨年の入り込み客数は8万6229人(前年比822人減)。今年度は①SNSを活用した情報発信および研究②都市圏物産展の出展及び出展協力③着地型旅行商品の企画・販売・実施―などを計画。

また、昨年度実施した「えらぶ滞在型ヘルスツーリズム事業」と「おきのえらぶ島観光DMO化事業」の成果が報告された。今後のDMO化事業は「Island Plus おきのえらぶ島基本計画書」に掲げた15のアクションプラン▽観光協会内専門部会(プロジェクトチーム)の設置▽おきのえらぶ島ガイド協議会の設立▽インフルエンサープロモーション企画―などを進めていく。

新会長となった前氏は「世界自然遺産登録やNHK大河ドラマ『西郷どん』など明るい話題が多い。次につなげていくチャンス。沖永良部島の将来を作るためにも、今日から準備をしていかないと間に合わない」と述べた。任期は2年。

フラワーコンテストの表彰式では、個人・団体の部の入賞者に賞状が贈られた。結果は次の通り。(敬称略)
【個人の部】①島ミノエ②船元八重子③永島和子 
【団体の部】①後蘭字②赤嶺公民館③下平川字