さまざまな思いを込めて歌い上げる平田輝さん
出演者全員で「ひとつになろう」を歌い一体化したステージ。右端はMCの林法義さん
ときに観客を笑わせる独特の世界観で歌う、いいくぼさおりさん
ありのままの感情表現で魅了する、立花綾香さん
上野の森キリスト教会でライブ
【東京】台東区の上野の森キリスト教会でこのほど、奄美出身のシンガーソングライター・平田輝さんが中心となって、奄美や他の地域出身アーティストらと「ひとつになろうLIVE@上野の森キリスト教会vol.1」と題したライブを開いた。奄美を盛り上げようと、出演者らは観客たちと熱い時間を共有していた。
ステージでは、メンバーに奄美出身者がいるスペシャルバンドの「Takuya Yoshida×Last Child」が力強いロックをシャウトすれば、シンガーソングライター・立花綾香さん(熊本出身)は情念のボーカル、熱いパフォーマンスを披露。また、東京出身のシンガーソングライター・いいくぼさおりさんは、愛知県でのライブフェスの際に「奄美の歴史や人を知れば、もっといい歌を作れる」と、見知らぬおじさんに声を掛けられたエピソードを明かした。
一方、平田さんは、姪のひめまり・平田まりなさんとの競演などのほか、アンコールでは、ライブのテーマともなった曲「ひとつになろう」を出演者と共に歌い上げた。初の試みを終えた平田さんは「きょうのコラボは素晴らしい。またやりたい」。次回への期待を込めて満足そうに振り返った。
「vol.1」と銘打たれたライブは、今後定期的に開催されるという。なお平田さんは、7月21日に青山・草月ホールで「同じ夢を見よう2017~Road to BUDOKAN②~」を行う予定だ。