東京芦良会総会・懇親会

出席者にも笑顔で話し掛ける、福山利光東京芦良会会長
記念写真
来年も元気で参加できるよう、全員での記念写真に収まる東京芦良会の参加者たち
徳永ゆうきさん応援
熱唱する徳永ゆうきさんを応援するように、飛び入り参加して踊り出す女性たち

料理と演芸堪能 充実した時を共有
徳永ゆうきさんの熱唱も

【東京】東京芦良会(福山利光会長)は11日、川崎市川崎区の川崎沖縄県人会館で、「第67回総会・懇親会」を開いた。幼児から90歳まで幅広い年齢の人たちが約100人集結。くつろぎ感たっぷりの畳敷きの会場で料理と演芸を堪能、充実した時を共有していた。

島口が交わされ参加者がそろう中、福山会長がにこやかな表情で壇上へ。参加者との再会を喜ぶとともに、会の運営への協力を呼び掛けた。その後、80歳以上の参加者に記念品を贈呈、ますます元気に過ごしてほしいと激励。

総会後は、懇親会へ。「舞台を開けることのないよう、みんなで楽しんでほしい」(福山会長)の言葉通り、フラメンコあり、寸劇風カラオケあり。芸達者な舞台に大きな拍手と笑いの渦が、わき起こっていた。各テーブルには、久井篤美さん、盛東洋男さんが取ったカシャ(クマタケラン)で、四本ケイ子さん、佐久子さん、浜崎みちのさんらが作った「かしゃ餅」も用意され、懐かしの味に笑顔があふれていた。

両親が加計呂麻島出身の歌手・徳永ゆうきさんが登場すると、一気に華やかなムードに。得意の鉄道の物まねや、出演した映画「家族はつらいよ2」のエピソードも披露。「津軽の風」などを熱唱した。また、勇壮な舞弦鼓によるエイサーも花を添えた。豪華賞品が当たるビンゴゲームや、バニラ・エアの航空券や高額商品券が懸かったじゃんけん大会などもあり、参加者は一喜一憂しながら旧交を温めていた。

さらに、三谷ユミ子さんの巧みな司会に促され、奄美市東京事務所・信島賢誌所長ら来賓者全員が「島のブルース」を歌うと、踊りの輪があちこちに。最後は、八月踊りと万歳三唱で、再会を誓い合って閉会した。