八月踊り・相撲甚句収める

記念誌の完成を祝った小宿町内会住民

小宿町内会 DVD付き記念誌制作

奄美市名瀬小宿の小宿町内会(山田良一会長)はこのほど、2016年夏に開いた「小宿相撲甚句100周年」を記念して、相撲甚句と地域の八月踊りの映像を収めたDVD付き記念誌を制作した。山田会長は「長い歴史のある地域行事の足跡を残す意味でも、記念誌発刊の意義は大きい」と語った。

同市2016年度紡ぐきょらの郷づくり事業(予算70万円)を活用し、記念誌500部を制作。同町内の全世帯、郷友会に配布するという。

DVDには、第6代甚句唄い手の岡山純博さんによる甚句披露、20年以上前の豊年相撲の様子など貴重な映像ほか、16年12月、大浜海浜公園で収録した八月踊り18曲を収め、記念誌には住民力士の化粧回しの写真などを掲載した。

10日は、同町公民館で完成披露会があり、実行委員会や住民など約40人が参加。完成したDVDを祝い、紹介映像を観賞した。