「特産のスモモ食べて」

初の試み「スモモパフェ作り体験」

大和村フェスタ700人超来場で盛況

スモモ生産地の大和村は18日、同村大棚のまほろば館で第2回「すももフェスタ」を開いた。特産品のスモモ購入などを目的に村内外から700人を超す来場者でにぎわった。

昨年に続いて開催された、特産品PRイベント。セレモニーで伊集院幼村長は「天候不良などで生産量は減ったが、農家の協力で販売にこぎつけた。特産のスモモを食べてもらいたい」とあいさつ。午前10時の販売開始前に、スモモ販売ブースには行列も。販売は午前10時~、同11時~、午後1時の3回予定していたが午前中で用意したスモモ全量が完売状態になり、午後の販売は中止となった。

関係者によると販売用に、スモモ300㌔分を確保。Aランク品1㌔袋入りで2Lサイズ700円、3Lサイズ千円を販売。3㌔入りの箱も、販売開始から直ちに完売して、売り切れてからも販売コーナーには来客が絶えず次の販売時間などを問い合わせていた。

前日の雨から好天になり、気温上昇でスモモを使ったアイスクリームやかき氷などの売れ行きは好調。今年新たに始まった「スモモパフェ作り体験」(350円)では、希望者はカップにコーンフレークやゼリー、カットフルーツ(マンゴー、スモモ)をバニラアイスにトッピングするなど、オリジナルのスモモパフェを作って味わっていた。

昨年のレシピコンテストのグランプリ作品「スモモ大福」も、スモモ販売ブースで販売。終日、ライブステージやスモモ狩り、トラクター試乗、子ヤギとのふれあいなどで人出があった。

奄美市名瀬の坂元生代さんは、4㌔購入。「スモモを家族で味わう。一部は熊本にいる娘に送る」と話した。