和泊西郷南洲顕彰会総会

「まちあるきガイド育成講座」開設
大河ドラマ「きっかけに町盛り上げ」
シマと「西郷どん」

 【沖永良部】2017年度和泊西郷南洲顕彰会(逆瀬川勝久会長)の総会が14日、同町中央公民館であった。NHK大河ドラマ「西郷どん」の放送決定を受けて設立された同町「西郷どん」プロモーション実行委員会のメンバーも参加。今年度事業として「西郷南洲まちあるきガイド養成講座」の開設を報告し、顕彰会のメンバーに受講を呼び掛けた。

 会では、昨年度監査や今年度事業計画を承認。活動報告で荘内南洲会視察研修(山形県酒田市・6月24~27日)の様子も紹介された。

 今年度事業は、港まつりパレード参加(7月)、南洲翁を偲ぶ会(9月)、西郷ロード巡り体験(10月)、講演会(来年2月)などを予定している。

 同町「西郷どん」プロモーション実行委員会の安田拓さんが、昨年度の活動や「西郷南洲まちあるきガイド養成講座」について説明。安田さんは「今年からガイドの育成や情報発信に取り組んでいきたい。大河ドラマをきっかけに町を盛り上げていこう」と呼び掛けた。

 講座の定員は20人。内容は、座学やフィールドワーク、おもてなし講習、ガイド講習など。受講料は無料。申込締切日は今月21日まで。問い合わせは、同実行委員会(同町役場企画課内)TEL0997―84―3512。