職員総出で美化活動

奄美大島北部の沿道で清掃ボランティアを実施した

笠利支所 奄美空港からの主要道

 奄美市笠利町の奄美空港から延びる主要道の周辺をきれいにしようと、奄美市笠利総合支所の職員が13日夕、同市笠利町内の幹線道(奄美空港・龍郷線)の約2・7㌔で清掃作業を行った。参加者は沿道の草刈りやゴミ拾いなど約1時間半、汗を流した。

 同支所関係者によると、夏の観光シーズンを前に毎月第二木曜の夕方、環境美化を目的に清掃ボランティアを実施。この日は役場職員や関係者など約60人が参加した。

 作業では50㌢ほどに伸びた雑草の刈り取りをしたほか、伐採した木枝や落ちている空き缶やゴミを拾い集め。ゴミはトラックで回収した。
 今後は住民にも参加を呼びかけ、町内の道路、施設などでの清掃を予定しているという。

 同支所の盛島洋久事務所長は「空港周辺は奄美大島の玄関口。近年、多くの観光客が訪れるので、地域美化につながれば」と話した。