「徳之島の大地が育てた恵み」感謝

徳之島のパパイヤ漬け。隣にあるのは、与論島のサトイモ
PRコーナー
徳之島から直送されたサトウキビとチヂンが置かれ、闘牛と豊かな自然もPRするコーナー

パパイヤ漬け並ぶ
かごしま遊楽館 夏野菜・果実フェア
観光PRコーナーも設置

【東京】徳之島のパパイヤ漬けはいかが?――。千代田区有楽町の「かごしま遊楽館」で4日から6日まで「かごしま夏野菜・果実フェア」が行われた。多くの来店者が訪れ、徳之島から送られてきた島の味を試食。「徳之島の大地が育てた恵み」を買い求める姿が見られた。

「かごしまの夏野菜・果実・特産品が大集合!!」と銘打たれたフェアは、同館1階さつまいも館でのもの。パパイヤ漬けは、指宿産のオクラ、マンゴーと共にラインナップされた。天城町の「旬パクパク工房(久松美智子さん)」が製造した、有機無農薬栽培による特産品。

「徳之島からは初めて店に出されましたが、コリコリとした触感が評判で買われています」(同館の主任でお客様担当・久保清久さん)。パパイヤ漬けは、青いパパイヤの横に置かれ「野菜として食べる場合は、熟す前の青い状態でいただく。ビタミンAやカリウムが豊富…」の説明書きを興味深く手にする人も。

一方、3階の鹿児島ブランドショップでは、同時期に「徳之島観光PR」のコーナーが設けられた。徳之島から直送されたサトウキビやチヂンが展示され、闘牛のポスターも貼られた。夏休みのこの時期に、徳之島のことを知ってもらおうとの狙いで、こちらも初の試み。木口雄史店長は、「サトウキビも実際に触れて、チヂンもたたいて徳之島を実感してもらいたかった」と説明した。現在「薩摩の匠展~鹿児島の歴史と伝統の技~」が開催(9月2日まで)されており、大島紬が紹介されている。

なお、「かごしま遊楽館」では、黒糖焼酎など奄美の商品は常時扱っている。