「七夕街道」制作でふれあい

青年団主管の「亀徳湾岸通り七夕街道」の七夕飾り制作交流(提供写真)=7月30日、亀徳小で
亀徳湾岸七夕街道
台風5号接近まで約4日間、きらめいて楽しませた「亀徳湾岸七夕街道」

徳之島町 亀徳青年団が奮起

○…徳之島町亀徳の通称「亀徳湾岸通り七夕街道」用の七夕飾り作りの交流がこのほど、同地区青年団(笹嶺光生団長)を中心に今年も亀徳小であった。計50本に彩られた七夕街道は、台風5号の影響でわずか4日間のきらめきに終わったが、「有意義な世代間のふれあいとなった」と関係者。

○…「七夕街道」交流は、青年団や子ども育成会などとの交流活動を通じた地域活性化が目的。一昨年、約10年ぶりに復活した。仕掛け人の青年団を主管に亀徳集落(実吉悟区長)、亀徳小(若松新一郎校長)が共催。一般家庭での旧七夕は、盆迎えで〝精霊たちへの目印〟的な意味合いの風習という。

○…七夕飾り作りは亀徳小であった。児童や保護者、住民たちが各家庭で作った飾りを持ち寄り、青年団が前日に切り出した50本の青竹に結び付けた。あいにくの台風5号の風波が強まるまでのわずか約4日間の設置を余儀なくされたが、街道を往来する人々の目を楽しませた。

○…同青年団ではほか「地域活性化の一助に」と各種団体と連携。今月20日には「浜下り行事」の「ネィンケ(水かけ祭り)」を午前10時、綱引き大会を同11時、一重一瓶を持ち寄っての相撲大会を午後5時からそれぞれ開く。各地区青年団の綱引き大会参加などを含め、来場を呼びかけている。