ラジオ体操のおかげで健康です

ラジオ体操の実践活動で表彰を受けた福山さん(写真右から3人目)とかんぽ生命関係者

34年間の実践を評価
名瀬の福山さん、優良表彰

奄美市名瀬平田町の福山ヒサ子さん(84)がこのほど、2017年度ラジオ体操優良団体(個人)として県表彰を受賞した。34年間、早朝のラジオ体操を実践した功績が認められた。福山さんは「(受賞は)ありがたいこと。体操のおかげで健康状態は良い。仲間とともに取り組んだのでここまで続けられた」と喜びを語った。

80年以上の歴史を持つ「ラジオ体操」の継続と普及に貢献した団体・個人を対象に、かんぽ生命、日本放送協会、NPO法人全国ラジオ体操連盟が表彰するもの。今年度は、全国(14団体・個人)、地方(66同)、府県など(271同)で受賞があり、奄美では福山さんが唯一、受賞した。

かんぽ生命担当者によると、長年の実績と、体操を通じた地域の健康増進につながる取り組みを評価したという。

福山さんは、1983年に引き継いだ「あさがおラジオ会」代表者として、自宅から約1・5㌔先の公園に出向き、毎朝約20人の仲間とともに体操で健康づくり。「朝の体操は自分にとって生きがい。体が動く限り、これからも続けたい」と意欲を見せている。