横須賀で奄美IT懇研修

アテンダントが案内しながら将来の日本の生活や新しいコミュニケーションを紹介

 

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オリンピック時に多用される可能性が高い「てがき翻訳機」

 

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指輪で「指話」するために耳にあてて聞く参加者

 

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光り輝きながら大きな音をたてて浮かび上がるドローン

 

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携帯電話発祥の地、横須賀のNTTドコモ内で限定販売されている「携帯サブレー」

先進技術の一端学ぶ
「指話」や「てがき翻訳」、浮遊球体ドローンも

 【東京】奄美IT懇話会の夏の研修会が先月21日、携帯電話発祥の地、横須賀のYRP(横須賀リサーチパーク)野比駅(京浜急行線)近くのドコモR&Dセンター内の展示ホール「WHARF(ワーフ)」で行われた。将来のモバイル通信とスマートライフを実験できる体験型展示ホールなどを見学。また、光り輝く浮遊球体ドローンを実際に操作してもらうなど、先進技術の一端を学んだ。
 この企画は、同会が3カ月に1回、研修会を行っているもので、今回はドコモに勤務していた永田正人さんと会員の山田朋子さんの二人が幹事を務めて開催、18人が参加した。
 R&D展示ホール「WHARF」では、アテンダントがシアターで未来の生活、新しいコミュニケーションの世界を映像で紹介。トランス・フューチャー・ソサエティではバイオチップ携帯などで、個人の健康情報が病院や関係機関とつながり、情報が集約されるスマートライフを体験。開発中の技術などを試作品で体験できるコーナーでは、指輪が「指話」となる技術を体験したり、「てがき翻訳」などの新機械を体験した。
 また、先進技術研究所で研究開発が行われている浮遊球体ドローンの操作も行われた。美しい光の球体が回りながら音を立てて浮き上がっていく様に、参加者は一様に感激していた。
 参加者たちは、初めて関東圏でもローマ字のつく駅名で降車したことに驚き、展示ホールの「指話」に感心したりしていた。参加したファクトサービス㈱東京事務所の永二さつき取締役所長は「ドローンも面白かったけど、展示ホールの先進技術にはワクワクした」と感想を述べ、テレビ電話での会議に臨むために先に散会した。