第49回徳州地域女性連大会

徳之島3か町の地域女性連会員らが集いシンポなどで交流した第49回徳州地域女性連大会=2日、徳之島町

「心あたたまる元気な地域社会へ」

 

自然遺産への環境保全など決議

 

 【徳之島】徳之島地区の2017年度「第49回徳州地域女性連大会」(徳州地域女性団体連絡協議会主催)は2日、徳之島町文化会館であった。「心あたたまる元気な地域社会の実現に向けて~わたしたちにできること~」をテーマに、各町代表の活動発表などシンポジウムや講演会で研さん交流。大会宣言とともに、「子育て支援」「世界自然遺産登録への環境保全」など計5項目を決議した。

 各町の地域女性団体連の会員など関係者約400人が参加。米良洋子大会会長(徳之島町地女連会長)は「奄美群島国立公園に指定にされ、世界自然遺産登録に向けては近く現地調査も予定。環境保全や少子高齢化問題などを含め、私たち女性の力を地域おこしに」とアピール。表彰では女性連活動功労者の成岡ひとみさん(徳之島町)に感謝状を贈ってたたえた。

 シンポの各部門事例発表題、発表者は▽環境部門=「島の宝を未来につなぐために」(伊仙町、美延睦美さん)▽組織同=「私たちの活動」(天城町、久田安枝さん)▽教育同=「地域で見守る子どもの成長」(徳之島町、作城奈己さん)の3人。

 希少動植物の保護など環境保全・啓発活動に取り組むNPO法人「徳之島虹の会」の事務局長でもある美延さんは、美しい自然・島の暮らし・伝統文化・島んちゅ(人)・島んちゅの心・神仏(先祖)―など「島の宝」を未来につなぐには、「まず考える。そしてやってみる。やってみると課題が見つかる、解決策も見つかる。選択肢は一つ。やるか、やらないかにある」と促した。

 松原上区女性連会長の久田さんは、「勤勉・互助・協力」など精神が強い同集落(146戸・303人)に受け継がれる合同歳の祝いや豊年祭、盆踊り、浜下り、敬老祝賀会、クリスマス用ケーキづくりなど活発な活動を紹介。「集落・長寿会・青年団・子ども育成会などの連携でスムーズに行われ特に女性の力が大事。今後も伝統を守って『あんなおばちゃんになりたい』と慕われる女性団体に」。

 亀津北区女性連の作城さんは、女性連活動と一体型で今年4月に再スタートした地区全体の子ども会活動の事例を紹介。その上で「女性連として、一人でも多くの子どもたちが10年、20年後も故郷を大切に思ってほしい。先輩方の『地域への思い』を大切にして子どもたちにも引き継いでいきたい」とも強調した。

 アトラクションをはさみ、㈱福島グループの福島幸雄代表取締役が演題「すべてに積極的、楽天的に生きる」で講演。そして①女性の社会参画②青少年健全育成③高齢化社会への対応、地域福祉への積極協力④子育て支援⑤世界自然遺産登録に向けた環境保全―に関する計5項目を決議した。