体育祭・運動会シーズンスタート

一糸乱れぬ白熱した演舞が繰り広げられた応援合戦

大島高校 リレーや応援合戦で白熱

 

 9月から群島各地で開催される運動会・体育祭シーズンの先陣を切って、奄美市名瀬の県立大島高校(池田浩一校長、全校生徒776人)は同校グラウンドで「2017年度第69回体育祭」を開いた。同日は昼前から雨が降ったが、全種目を実施。各競技に参加した生徒たちは日頃の練習成果を発揮し熱戦を見せた。競技だけでなく、応援合戦や演技も白熱し、グラウンドは熱気に包まれた。

 今年の体育祭のテーマは「凜~かつては儚き夢なれど この安陵で果敢に育つ稲穂たれ~」。生徒らは地区別の6チームに分かれ、短距離走やリレー、綱引きなどの様々な種目で競い合った。部活動対抗リレーではそれぞれの部活動のユニフォームなどを身にまとい、懸命に走る生徒たちの姿が見られた。同校伝統の全体演技「大高エナジー」では上半身裸になった男子生徒が力強い演技を披露。全女子生徒によるマスゲームでは華やかな演技で会場を魅了した。

 体育祭恒例の応援合戦では雨が降る中、各チームの応援団が和太鼓の音とともに掛け声を上げ、演舞を展開。限られた時間の中で一糸乱れぬ統率の取れた迫力ある動きを観客に見せつけ、夏休み前から始まった練習の成果を余すことなく披露した。