RAC新機材就航セレモニー

与論空港であったRAC新機材就航セレモニーの様子(提供写真)

DHC8―Q400CCお披露目

 

与論空港で地元関係者ら歓迎

 

 【沖永良部】琉球エアコミューター(RAC)の新機材ボンバルディアDHC8‐Q400CC(カーゴコンビ)の就航セレモニーが1日、与論空港であった。地元関係者ら40人ほどが参加し、横断幕を掲げて歓迎。利用客に与論の星砂やポストカードを贈り新機材の就航を祝った。

 RACでは、2016年度から機材の老朽化に伴う更新作業を進めている。路線内の各離島住民の要望に応え、従来機(Q100、Q300)以上に旅客と貨物両方の輸送力アップが図れる「Q400CC」を新機材に採用した。

 セレモニーには、与論町の山元宗町長やRACの伊礼恭社長らが出席。ミスヨロンが操縦士に花束を贈呈し、同町那間こども園の園児が可愛らしいエイサーを披露して利用客を楽しませた。

 JTA(日本トランスオーシャン航空)広報担当の糸数寛さんは「快適な旅を楽しめるようシートは革張りにして、座席の間隔も広く取っている。また、貨物部分の広さを生かして物資輸送の面でも住民のニーズに応えていきたい」と話した。