個展開催中の作城妙子さん

シャンソンを熱唱する作城さんの唄声に参加者もじっくりと耳を傾ける

あずままどかさん
応援に駆け付けたシンガーソングライター・あずままどかさんの歌に、作城さんも満足げ

シャンソンを熱唱

 

あずままどかさんミニライブも

 

 【東京】徳之島出身の情熱の画家・作城妙子さんが豊島区の「おかあさんのパブレストラン・青山」(豊島区雑司が谷2―2―2)で、個展を開催中だが、このほどオープニングパーティーを行った。熱心なファンたち約30人が集結、作城さんはシャンソンを披露、徳之島生まれのシンガー・ソングライター、あずままどかさんもゲストとしてミニライブを行った。

 オープニングパーティーが開催されたのは、副都心線の雑司ヶ谷駅からほど近い趣のあるレストラン。島の関係者や作城さんの絵に魅せられた島以外の出身者らが席を埋めた。

 独特のいでたちで登場した作城さんは、「関西を中心に活動しているのでどうかと思っていましたが、こんなに集まってもらえてうれしい」。そう語ると、参加者に感謝を込めて得意のシャンソンを歌い上げた。また、あずままどかさんも、オリジナルやシマ唄で作城さんを励ますように熱唱。作城さんの一回りほど後輩の女性は、同級生の男性数人と訪れ「彼女を幼い頃から知ってますが、こんなにすごい人だとは思わなかった」と話していた。

 参加者たちは、作城さんが描いた徳之島の神木ガジュマルの絵をながめながら、店が用意したおいしい料理と黒糖焼酎に酔いしれていた。

 作城さんは、徳之島のガジュマルを描き続ける「情熱の画家」で、海外での評価も高い。半数は漆で描いたという50点ほどの力作がそろう個展は、午前11時半から午後2時までと、同6時から11時まで。最終日の29日は、午後5時から有名バイオリニストをゲストにクロージングパーティーを行う 。問い合わせ先は、TEL090ー6907ー2111(アトリエぱれっと)