朝顔節の説明をして唄う徳原大和さん
40年の歴史を語る森山会長と右手には関顧問と杉顧問
記念品をいただく87歳の瀧川はるやさん
乾杯の音頭をとる杉顧問
築秋雄さんのギター演奏
全員が東京出身者の協力参加によるフラダンス
80歳以上の敬老者の方々
伊是名の会の舞
島唄を唄うきゅらなーちゃの二人
【東京】「第40回練馬奄美会総会」が23日、練馬区役所内の多目的会議室で開かれた。来賓に小林みつぐ練馬区議会議長、島岡稔中村小学校蘇鉄(ソテツ)植樹プロジェクト代表、井上靖練馬区立中村小学校校長、鈴木恭一郎中村小学校開校70周年記念実行委員長らを迎え、120人の会員中、約100人の会員が集い、交流を深めた。
同会は増田功幹事長の司会で進行。他の郷友会と違い奄美全島の島ユムタが聞ける会で、あいさつにたった森山純一会長は、1977(昭和50)年に住用村出身の渡辺俊初代会長を選出以来、故田畑健介元練馬区長を偲び、活動を継続している40年の歴史を紹介しながら、地元練馬区の行政と密接に関わっていることや区の職員が参加している特長のある会で、4月29日に行われた練馬区立中村小学校の「開校70周年記念 奄美・中村小学校の友好蘇鉄植樹式」に役員一同参列したことを報告した。
二部の懇親会では、練馬区役所職員の米芳久幹事が司会を務め、奄美をPRする映像が流された。祝唄は「加計呂麻で唯一のネオン街出身」の徳原大和さんが「朝顔節」を披露、杉茂蔵顧問が乾杯の音頭をとった。
来賓の小林議長は、中村小学校の卒業生で「新少年使節団」として奄美を訪れたことや来年には名瀬小学校の使節団が訪れる予定と話し、井上校長は「蘇鉄は順調に育っている」と様子を語った。
この後、80歳以上の敬老者9人(瀧川はるやさん、福谷修二さん、関?也さん、岡崎ミツ子さん、戸田初枝さん、永田作子さん、森田米子さん、田島盈さん、田畑佐津恵さん)に森山会長から記念品が贈呈され、87歳で最高齢者の瀧川さんは、加計呂麻の押角出身で「お墓ごと東京に引きあげてきていて、奄美に帰省していない」と語り、田島さんは世界最高齢者の喜界島の田島ナビさんの親戚と紹介された。
余興では築秋雄さんがギター演奏、フラダンスや伊是名の会、日本舞踊やきゅらなーちゃの二人が島唄を披露して拍手を浴びていた。