やんご祭り

やんご祭りでお披露目された「奄美黒糖焼酎で乾杯」のポスター

黒糖焼酎で乾杯ポスターお披露目も

 

多彩なステージでにぎわう

 

 奄美社交飲食業組合(伊東隆吉理事長、加盟77店)は10日、奄美市名瀬の屋仁川通りで「やんご祭り2017」を開いた。同通りの看板下には特設ステージが用意され、多彩なパフォーマンスが披露された。通りに並んだテントでは食品などの販売のほか、黒糖焼酎の試飲を行うことができ、会場は多くの来場者でにぎわった。

 今回はクルーズ船「ぱしふぃっくびぃなす」の停泊に合わせた開催となった。オープニングに際し、朝山毅市長は「安い料金で楽しめるイベントだから、たくさん飲んで明日への英気を養ってほしい」とあいさつした。

 ステージ発表に先立ち、奄美黒糖焼酎の日実行委員会が「奄美黒糖焼酎で乾杯ポスター」をお披露目。ポスターは同市が進める黒糖焼酎の特産品販路開拓事業と、「黒糖焼酎による乾杯を推進する条例」を宣伝する目的で制作された。お披露目の後、ポスターに写る伊東理事長、元紬美人の程頌子さんらが壇上で撮影時のエピソードなどを語り、程さんは「楽しく、たくさん飲んでほしい」とPRした。

 ステージ発表ではチアダンス、カラオケパフォーマンスの披露や安大智さん、サーモン&ガーリックによる歌唱など、多岐にわたるプログラムがあり、会場はにぎわった。

 埼玉県から観光で訪れた久保泰男さん(69)は、「素敵なイベントが滞在中に開かれて本当にラッキー。好きな焼酎も見つかったので、お土産に買って帰りたい」と笑顔を見せ、地元住民らと同じテーブルで焼酎や食べ物を囲んだ。