和泊小・ドローン撮影

創立140周年を記念して全校児童らで描いた人文字(新納健一郎さん提供)=和泊町=

全校児童で人文字 創立140周年祝う

 

 【沖永良部】創立140周年を迎える和泊町立和泊小学校(池田隆校長)の全校児童が20日、校庭に「140 和小」と人文字を描いた。記念事業の一環として同校PTA広報研修部が企画、ドローンで撮影した。

 人文字作りには、全校児童246人と職員24人が参加。「140」の部分は、赤い帽子を被った1~3年生122人が担当、「和小」は4~6年生124人が白い帽子を被り形作った。教諭らは、校訓の「和魂」をイメージした記念マークを左胸にあしらったピンクのポロシャツを着てハートマークを作った。

 ドローンの操縦はPTA広報研修部の新納健一郎部長(44)が行い、地上2㍍から上空150㍍付近まで、様々な高さで撮影した。子ども達は、移動するドローンに笑顔で手を振り、ドローンが一気に上昇すると「わー、すごい」「見えなくなった」と歓声を上げていた。

 6年生の脇山茉莉亜さん(11)は「ドローンを初めて見た。卒業まであと少しだが、楽しい思い出ができた」。

 新納さんは「子ども達のために何かしたいと思っていた。ドローンの操縦を覚えたのもこのため」と喜んだ。

 池田校長は「これを機会に、さらに子ども達が勉強や運動に頑張ってくれればうれしい」と語った