笑顔で祝舞を披露する、薬師寺穂津江さん、元田雪枝さん姉妹
懐かしい顔に島口を交わしながら懇親を重ねる参加者たち
宇検村に深い関わりのある奄美大島開運酒造から、とっておきの黒糖焼酎がラインナップ
新会長に有川さん
天皇杯受賞や100周年報告
【東京】「第93回(2017年)関東宇検村会総会・懇親会」が19日、品川区の日本民謡会館で約110人の元気な出席者が集いにぎやかに開催された。石川幸子幹事長の司会で始まった総会では、会務報告などが順調に進み、徳田末廣会長から有川昭男さんにバトンタッチされることが発表された。
第一部の総会で来賓としてあいさつに立った森眞一東京奄美会会長は、宇検村の阿室校区が、さきごろ農林水産祭むらづくり部門で天皇杯を受賞したことに触れ「このように天皇陛下でさえ応援されているのだから、東京の人たちは結いの心で島のことを思ってください」と、出席者に語りかけた。ほか、元田信有宇検村長らがあいさつの言葉を述べ、100周年記念式典が大成功に終えられたことなど、宇検の村勢を伝えた。
第二部は懇親会。薬師寺穂津江さん、元田雪枝さん姉妹による「南部俵積み」「鹿児島浜節」の祝舞などが披露された。
また、久永さとみさんは「奄美の霊峰」「スラヨイ黒糖」などで魅了した。ほか、三村会女性部の踊りや三村青年部による島口ラジオ体操を楽しんだ参加者たちは、全員で島のブルースから六調へ。万歳三唱で散会となった。