すみようふれあいフェア

「すみようふれあいフェア」が開かれた。地域功労表彰のほか、虫歯0の園児、児童生徒への表彰も行われた

展示や芸能発表、お魚市も

 

 「すみようふれあいフェア~うるおいと活力に満ちた 新たなまちづくりをめざして~」(同実行委員会主催)が3日、奄美市名瀬住用町の奄美体験交流館であった。地域功労者などの表彰、同市の一集落1ブランドパネルなどの展示のほか、公民館講座受講生による民舞、合唱など各種芸能発表などが行われた。屋外では、「すみようお魚市」(すみよう漁業集落主催)が同時開催されたほか、地場産農産物、加工品販売ブースも並び、多くの来場者でにぎわった。

 同フェアは、町民の生涯にわたるよりよい生活、生きがいある人生を送れるよう、学び、体験、交流の輪を広げることを目的としている。

 開会行事で同市住用総合支所所長、同実行委員会の松原昇司委員長は「フェアを通し、皆さんの元気、やる気となり、地域の活性化につながれば幸い」などとあいさつした。産業・経済・環境功労、特別功労の表彰と児童生徒を対象にした「虫歯0」43人への表彰もあった。

 午後からの文化祭・芸能発表会では、小・中、小中学校4校の児童生徒らによる、合唱や踊り、学習活動の発表のほか、公民館講座受講の女声コーラス団体の歌、川内集落住民らが八月踊りや唄を披露した。

 また、館内には展示コーナーが設けられ、児童生徒の書道や絵画などの作品、市内19集落が認定を受けたブランド紹介のパネル、同講座生が制作した手芸品や、地元の木材で作られ、県のコンクールで入賞した工芸品なども展示。また、健康啓発コーナー、県立奄美少年自然の家主催「自然の家がやってきた」も開催され、人気を集めた。

 地域功労者は次の通り。(敬称略)

【産業・経済・環境功労】新田恒雄(区分・畜産)、渡悦美(同・水産)、久保武信(同・水産)、西仲間集落会(同・環境)

【特別功労】▽環境美化 住用建友会