大和村思勝恒例「ひらとみ朝市」

販売開始前から、人の列ができるなどにぎわいを見せた「年末ひらとみ朝市」

「福元ダイコン」など並び人気

 

正月用品求めにぎわう

 

 大和村で28日早朝、毎年恒例の「年末ひらとみ朝市」(同実行委員会など主催)があった。会場の思勝緑地広場には、地元農林水産物や加工品、松飾りやしめ縄等の正月用品などがずらりと並び、販売開始時刻前から買い求める人たちが多く訪れて、にぎわった。

 農産物の地産地消を推進し、農業振興や地域経済の活性化などを目指して毎年年末に開催されており、今回で24回目。朝市の開始時刻は午前7時に関わらず、辺りの暗いうちから、ブース前に島内各地の住民らが列を作った。

 しめ縄などの正月飾り、カンパチ、ネバリ、ウルメなど魚介類、ポンカン、ハッサクなどの柑橘類などが各ブースに並び、目当ての商品を手に取り、うれしそうに購入する姿が多く見られた。

 なかでも、「福元ダイコン」の人気は相変わらず高く、「台風の影響を受けたが、今回のために農家さんたちからかき集めた」という貴重な商品とあって、飛ぶように売れていた。